わたしたちがトマトづくりに励む熊本県玉名市は、長い歴史の中でさまざまな困難を機会に変え、その機会に本気で打ち込んできた土地です。その誇りを胸に、100年以上、土づくりにこだわってきた蘇鉄園芸の歴史をご紹介します。

挑戦を続けてきた玉名の先人

古代から貿易の要衝として栄えてきた玉名は、江戸時代の鎖国政策により繁栄の道を閉ざされます。しかし、そこで諦めないのが玉名の先人。米づくりに打ち込み、時間をかけて干拓を進め、「天下第一の米」と称される米どころへと玉名を生まれ変わらせました。その後も、自分たちの仕事が天下に驚きとよろこびを届けてきた自負を持ち、今は日本有数のトマトの生産地となっています。先人から受け継がれてきた誇りを胸に、わたしたちは「天下第一のトマト」づくりに全力を尽くします。

蘇鉄園芸と1世紀以上続く土づくり

蘇鉄園芸は、玉名で100年以上続く農家です。初代は、江戸時代末期に江戸で活躍した関取、蘇鉄嶋。地元で有名な大蘇鉄の木が由来のしこ名からとった「蘇鉄」が蘇鉄園芸当代の名字になりました。蘇鉄嶋は、力士として活躍したのち故郷 玉名に帰り、干拓地の土地を買い求め、農業を始めました。以来、この土地に向き合い続け、土を改良し続けてきました。